
「1時間の外注が、2週間の休暇を生み出す」
~頭は未来を描くために、手足は任せるためにある~
任せる力が、経営者を自由にする
8月23日(土)、都内にてOMCリアル会が開催されました。
午後は勉強会、夜は懇親会という二部構成。
普段はオンラインで交流しているメンバーも、この日は直接顔を合わせ、真剣な学びと笑顔に包まれた1日となりました。
会場には 「日頃の悩みを相談したい」 「リアルで刺激を受けたい」 と集まった参加者が少人数で肩を並べ、深いテーマを共有しました。
今回はその中から、特に印象的だった内容をお届けします。
「自分でやった方が早い」という呪縛を超える
勉強会の前半は、株式会社社長の右腕 代表 島川岳さん。
テーマは「9割任せる!毎日楽になる任せるコツ」。
多くの経営者が心の奥で抱えている葛藤を、島川さんはデータと実例を交えて言語化してくださいました。
- 7割の上司は「任せるのにためらいを感じる」
- 9割が「ハラスメントを気にしている」
- しかし8割は「本当はもっと任せたい」と思っている
つまり、「任せたいのに怖くて任せられない」。
これこそが経営者が抱える〝任せられない病〟です。
例え話もわかりやすいものでした。
「リンゴの皮むき。自分なら1分でできるけど、部下は3分かかる。
3個なら自分でやった方が早い。でも300個になったら?」
短期では効率的に見える「自分でやる」という選択も、長期的には必ず限界にぶつかります。
だからこそ、今のうちに〝任せる練習〟をしなければならないのです。
世代ごとに違う「響く言葉」
さらに島川さんは、世代別の〝やる気を引き出すフレーズ〟を紹介。
- バブル世代には「生きる教材として経験を伝えてほしい」
- 氷河期世代には「失敗しても大丈夫。思い切り挑戦して」
- ゆとり世代には「このミッションに力を貸してほしい」
- コロナ世代には「数字で成果を見せてほしい」
「任せる」と一口に言っても、相手の世代によって響く言葉はまったく異なる。
まさに心理学とマネジメントを掛け合わせた実践的なノウハウに、会場の参加者は『これは現場で使える!』と次々にメモを取っていました。
外注は「未来の余暇を貯金する」こと
勉強会の後半は、事務局の鈴木⭐︎さん。
テーマは「外注で時間を生み出す」。
「毎日10分の雑務は、年間2.5日。
毎日1時間の作業は、年間15日。
つまり、1時間の業務を外注するだけで、2週間の休暇が手に入るんです」
この一言に、会場からどよめきが起こりました。
外注とは単なる作業委託ではなく、未来の自由時間を積み立てる“投資”。
休めない経営者ほど、外注を学ぶべき理由がここにあります。
さらに事務局の鈴木⭐︎さんはオーナーキャラ設定の重要性を語りました。
- 財務管理(数字はオーナーが責任を持つ)
- 人脈構築(人とのつながりは自ら動く)
- 外注組織化(社員ゼロでも回る仕組みを持つ)
「キャラ設定を3つ決めるだけで、判断に迷わなくなり、事業が加速する」
という言葉に、参加者が深くうなずいていたのが印象的でした。
「お金とありがとう」で人は動く
事務局の鈴木⭐︎さんが強調したのは、外注を長期で続ける秘訣。
それはシンプルに「報酬」と「感謝」です。
そこに相手のキャリアや進路まで理解して接することで、単なる作業依頼ではなく、未来を共に創る仲間 へと関係性が変わっていきます。
「ビジネスは仕組みで動かす。でも、人は“ありがとう”で動く」
この言葉に、場の空気が少し温かくなったのを感じました。
懇親会で生まれた“本音の学び”
夜は懇親会へ。
勉強会の熱量そのままに、少人数ならではの距離感で腹を割った対話が交わされました。
「実際どこまで任せてる?」
「トラブルになった時どうしてる?」
普段は表に出にくい“リアルな本音”が飛び交い、参加者同士が励まし合う場面も。
オンラインでは得られない安心感と仲間意識こそ、リアル会ならではの醍醐味でした。
参加者の声
オーナーの考えを学べて、設計図を描くことや人に仕事を振ることの大切さを実感しました。
外注と人間関係の改善ポイントを学べました。仕組みだけでなく“人との関係”が土台だと気づきました。
リアル勉強会は初参加でしたが、視野が一気に広がりました。次はAIのテーマも学びたいです。
『オタクな外注先を見つけろ!』が刺さりました。特に資金繰りを任せられる人を探そうと思います。
10分×365=2.5日という話が衝撃でした。小さな積み重ねが未来の自由を奪うと痛感しました。
任せる技術とキャラ設定を学べました。自分のバックオフィス強化に活かしていきます。
まとめ
今回のリアル会を通じて見えてきたのは、外注や任せることが「時間を生み出す技術」であると同時に、経営者としての在り方そのものを問い直す学び だということ。
- 「自分でやった方が早い」の呪縛を超える
- 世代ごとに響く言葉を知る
- 外注は未来の余暇を積み立てる投資
- 仲間として関係を育む姿勢を持つ
これらを実践することで、経営者は「時間に追われる人」から「時間をデザインする人」へと変わることができます。
もしあなたが今、
「仕事を任せられずに手一杯になっている」
「もっと自由に経営したい」
「共に成長できる仲間が欲しい」
そう感じているなら、ぜひ一度OMCのリアル会を覗いてみてください。
経営がもっと自由で、もっと面白くなるきっかけに出会えるはずです。
OMCでは今後も、
経営をもっと自由に、面白くするための勉強会を開催していきます。
外注に興味がある方、
課題を整理して次のステップに進みたい方は、
ぜひOMCで外注組織化を学んでみてください。
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